研究発表

2015年12月に日本体育大学において、
「乳幼児の排泄ケアを通しての子どものからだと心についてをテーマとして、
第37回子どものからだと心 全国研究会議でポスター発表を行いました。

ポスターは京都サロン 西山由紀さんと、津田塾大学三砂ちづる研究室 須藤茉衣子さんと三砂ちづる教授の絶大なるご協力で。

スライド1

ポスター発表のスピーチ原稿は以下の通りです。

報告者 西山由紀1)、 深山史子1)、須藤茉衣子2)、三砂ちづる3)
所属 :1)おむつなし育児研究所(前津田塾大学三砂研究室 おむつなし研究チーム)、2)津田塾大学大学院、3)津田塾大学国際関係学科

「紙おむつ大国であるアメリカでは、小学生用の紙おむつも販売されているそうです。

日本では、平均3歳半までおむつを使用していると言われますが、排便外来の専門医によると、最近、おむつの中でしか排便が出来ないこども達が増加しているそうです。

「Go Wild(野生に戻ろう)」 ハーバード大学のジョン・J・レイティ先生が昨年の本研究会で講演*1されたテーマとのことですが、

日本に古く伝わる、布おむつや「やり手水」(赤ちゃんを支えて直接排泄させること)で自然に寄り添い赤ちゃんに寄り添った育児は、
人間本来の営みを大切にすることで、五感を研ぎすますことにつながると考えております。

実践したお母さん達からは「赤ちゃんの欲求がとてもよくわかるようになり、育児に自信が持てるようになった」という声を多く聞きます。

食べること・眠ることと並んで、人が生きることに欠かせない、「排泄」を通し、「暮らしの質」の向上も目標としております。

2015年に「はやねはやおき うんちよし!」という実用的な教材も開発しました。

私たちは、排泄を大切に扱うことにより、子ども達の健やかな健康を願っています。 

以上」

*1 ジョン・J・レイティ先生(ハーバード大学医学部臨床精神医学・准教授)の講演では、文明化の中で人間が動物であることを忘れたかのように振る舞うことで、その”からだと心”が悲鳴をあげるのは必然であることが指摘されました。(「子どものからだと心白書2015」より)

赤ちゃんのご機嫌向上を願って。
そして、日本に古くから伝わる育児の復興と「Go Wild」を願って。

2015.12.12
Fumiko Miyama